看護師の需要性とは?

看護師の需要は、病院やクリニックだけではなく保育園でも雇用の環境があります。児童福祉施設の設備及び運営に関する基準に基づくと、子どもを6人以上預かる場合は看護師を1人以上設置するよう求められています。また、正看護師は1人に限って保育士としてカウントすることも可能となっています。看護師の配置はあくまで努力義務となっており、設置義務は求められていません。しかし、近年健康指導や健康指示の需要が高まりつつあり、保育園での看護師の求人は増えつつあるのです。

保育園で実際に勤務する看護師の仕事内容としては、まず乳児クラスに限られることがあります。0歳児に対しての配置となるため、乳児に対するきめ細やかで専門的なケアが求められてきます。保育園によっては沐浴や検温なども行われ、看護師が対応するケースが多いです。また、保育士の保育補助の役割も担い、保育園では看護師というよりも「先生」として勤務を行います。看護師が保育園で勤務をする最大の魅力は、やはり乳幼児の愛くるしさに囲まれながら勤務することと言えるでしょう。看護師は乳児クラスのみの対応のため、上のクラスへ常に進級を送り出す立場となります。乳児クラスは1日1日の成長が1番感じられやすいクラスでもあるのです。日々の子どもたちの成長を近くで見守れることは、やりがいを感じられるでしょう。また、園児のみではなく保護者に対しても健康指導を行うことも看護師の仕事の一つです。